【マンガ】ポツンとして、支えられて
なんだかんだで、いろいろな人に助けてもらいながら、やっていけてるなぁ、という話。
漫画はたぶん、こぶたが一歳を過ぎた頃のこと。
子供が苦手な私にとって、こぶたは、イコール、人生でほぼ初めてまともに接する子供である。
我が家は双方の親とも遠方に住んでいる、典型的な核家族。
夫は仕事で夜遅いことが多く、土日もいなかったりする。
(いても、母子家庭状態の時もあるけど…)
同じ頃に子供を産んだ友達も特にいない。
(子供の有無に関わらず、そもそも友だちが少ないだけだけど…)
そういう環境で、扱いもわからず、知識もなく、行き当たりばったり試行錯誤しながら育児をやっていると、たまにはそれなりに孤独感に襲われたりもする。
でも実際振り返ってみると、まったく救いがなかったわけではないなぁ、と。
知らない人、行きずりの人たちにかけられた、ちょっとした一言や助けに救われたことがたくさんある。
荷物を持ってもらったり、子供の相手をしてもらったり。
(数日前にも、電車で眠ったこぶた+大荷物を背負って、全身が崩壊寸前のところ、見知らぬ浴衣の女性がサッと助けてくれた)
行きつけのお店や病院の人等…誰もいないようで、自分はずいぶんいろいろな人に助けてもらってるなあ、と思う。
同時に、自分はこれまで同じように困っている妊婦や子連れの人を助けたことが、あんまりなかったのではないか…とも。
もちろん眼前であからさまに困っている姿を見れば別だけれど、気づけない部分で、細かなところで、手助け出来ていなかった場面が、今までたくさんあったように思う。
でも、今は。
ポツンな母親だからこそ学べたし、より理解し察することが出来るようになった部分がきっとある。
人によって助けを必要とする度合いや感じ方は様々だけど、少なくとも声をかけてあげられるくらいの思いやりを、これからはより意識して持っていきたい。
トンでもポツンなチビ母の決意。